キャリア選択で後悔ばかりをしていた私がどんな決断をしても今を楽しめるようになった理由

秋山 剛志(Takeshi Akiyama)

パーソナルコーチング事業『ミライジク』代表

20代のビジネスパーソンに向け、「確かなやりがいをもって自らのキャリアを切り拓く挑戦」を後押しするコーチングを提供。
ブログでは「かつてやりたいことも分からずなんとなく生きる自分」を脱却した体験やコーチングの知見をもとに「目標設定・達成スキル」や「対人関係の課題解決スキル」について発信します。

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決断力を上げるにはどうしたらいい?」


こんな質問をされることがあります。

自分は決断力がある方だとは思いませんが、
学生時代に海外留学したことや、仕事を退職してフリーランスになったことを知っている方からありがたいことにそう思ってもらえることが多いようです。

(頭で考えるよりも先に体が動いちゃう=単純とも言う。笑)

残念ながら、私に決断力がある自覚もないし優れた判断力があるとも思えないので「なんでだろうね〜?」くらいにはぐらかしてました。

そもそも優れた決断力が私にあったのならば海外で生活するお金が底を尽き奴隷みたいな肉体労働をすることもなかったでしょうし、今フリーランスになって税金のことが分からなくて苦労していない気がします…。」

ただ一つだけ私にも言えることがあったので簡単に言語化してみました。

それは「正解を選ぶことに固執するよりも選んだものを楽しめるように考える」です。

ちょっとわかりにくいですよね?
これを画期的に説明するストーリーを最近見つけたのでご説明させてください。

■選んだものを楽しめるように考える

みなさまはポケモンをやったことはありますか?
私はゲームボーイからSPのファイヤーレッドくらいまでやりました。

やったことがあるかたはご存知かと思いますが、
ゲームを始める時オーキド博士のもとで必ず3匹のポケモンから1匹選ぶと思います。子供の頃の私はここで真剣に悩んでました。

「最初のジムリーダーは土タイプだからゼニガメの方が進めやすいな」とか
「最終的にリザードンに進化するヒトカゲかな」とか

そして熟考した結果、ストーリーの進めやすさも加味してお気に入りの1体を決めるわけです。

ただ、ここで出てくるのが「ライバル」の存在。

この「ライバル」という存在は必ず自分が選んだポケモンと相性の悪いポケモンを最初に選んでくるんですよね。

しかもストーリーの要所要所で戦うことは避けられない設定。

どれだけお気に入りの1匹を選ぼうが、ストーリー的に進めやすい1匹を選ぼうが、苦手なライバルが出てくるのはもう覆しようのない設定なんです。

どのポケモンを熟考して選んでも等しく苦手なタイプのライバルが襲いかかってくるためベストな1手を考えること自体が不可能なわけなのです。

「苦手なタイプを使ってくるライバルが怖いから、どのポケモンも選べない」と尻込みするほど時間の無駄なのです。

もしそうならば、とっととお気に入りの1体を選んでゲーム自体を楽しむ方向性にシフトした方が楽しいに決まっています。

人生もまた同じ

もしあなたの前に3つの選択肢があり選択に迷っているのであれば、どれが最良に思えようと、どれが自分にとってのお気に入りに思えようと、あなたが選んだものが正解でいいのです

そして、残念ながらどんなに決断前に最良と思われる選択をしようが必ず苦手なことや辛い経験(=ライバル)は前からやってきます。

それならばどんな決断をしようがそれを正解として楽しむ考え方にシフトした方がいい気がするのです。

まずは動くこと!
そして動いてから考えること!
それを楽しむこと!

それが決断力に対する私の考え方かな、と思います。

今回はここまで!

今日の記事が皆さまにとって少しでもお役に立てのなら幸いです。
ありがとうございました。

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大学時代、語学習得を目的としてフィリピンとオーストラリアへ 1年間留学。その留学先のレストランでアシスタントマネージャーに従事。大学卒業後、2018年よりワイン専門商社へ入社。コロナ禍において思うように働けない現状に無力感を感じ、本腰を据えて自らのキャリアを見つめなおす為、コーチングを受ける。その中でコーチの場当たり的な課題解決ではなく根本的な行動変容を促すアプローチと、その変化から生まれた成果に感銘を受ける。その後、自らもコーチングを学び、公私において実践を繰り返す。現在は独立をし、プロコーチとして活動する。

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